逗子銀座通りクリニック

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4月のトピックス

毒毛虫による皮膚炎

逗子葉山の庭や山々には色々な花が咲き乱れる季節となってきました。
ガーデニングやウォーキングを楽しんでいると時に、急に痛みを感じたり、かゆみを感じそのあと赤くはれ上がったり、水膨れになったりすることを稀に経験しますね。

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毒毛虫の季節です。
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毛虫と芋虫、違いは毛があるかどうかで呼び方が違います。
毛虫の中にも有毒なものと無毒なものがありますが、この時期、桜、椿、山茶花などの手入れをしていて起こるのは、かゆくなるのはチャドクガ、痛がゆくなるイラガが多いようです。

皮膚炎を起こす機序

毒毛虫は多数の毒針毛を有し、これに接触すると強いかゆみや痛みを伴う皮膚炎をおこします。毛虫は危険を感じると身を守るために毒のある毛を空中に放出するため、直接毛虫に触らなくても皮膚炎を起こすのはそのためですし、種類によっては脱皮した後のからでかぶれてしまうことあります。

毒のある毛虫の一部

チョドクガ
好みの庭木:椿、山茶花、椿、山茶花に毛虫が集団でいたら、まずこの毛虫と思って間違いないそうです。
症状:痒みが2-3週間持続
対処方法:毒針毛をテープなどを張ってとることが大切です。その際素手ではらったりするとその手にも毒針毛がついて皮膚炎をおこしますから要注意です。
ドクガ
好みの庭木:桜、梅、ばら など
症状:チャドクガより症状は強く、水泡を形成することもあります。
イラガ
好みの庭木:桜、梅
症状:他の毒毛虫と違って刺されると激しい痛みが走ります。

対処

ガーデニングなどでかぶれたなと思ったら、毛の有無を確かめましょう。
できればテープなどを貼ってはがしてみるのが一番です。 はっきりしなければ、流水で流してしまうのも良い方法です。
軽い発赤とかゆみ程度であればヒスタミン軟膏を塗ってみましょう。
症状が強いときや水ぶくれになっている時には、一度ご相談ください。