熱中症 その2

暑いですね。 例年になく早く梅雨が明けた2013年夏、連日 熱中症による緊急搬送や死亡例が報告されています。もう一度、予防策を見直してみましょう。
温度と湿度 部屋の中でも外でも、温度管理と湿度管理を!
熱中症は、気温だけでなく、湿度や輻射熱(日差しの強さ)、気流(風)にも注意を払う必要があります。殊に、湿度は大切で、気温がそれほど高くなくても湿度が高いと熱中症にかかる確率が高くなります。湿度とは、湿り気、大気中に含まれる水蒸気の量を言います。 日本では、夏期に湿度が高くなり、気温の低い冬には逆に低くなって乾燥します。日本の環境因子は真夏の高温多湿、これが熱中症の最大原因です。
熱中症は、気温だけでなく、湿度や輻射熱(日差しの強さ)、気流(風)にも注意を払う必要があります。殊に、湿度は大切で、気温がそれほど高くなくても湿度が高いと熱中症にかかる確率が高くなります。湿度とは、湿り気、大気中に含まれる水蒸気の量を言います。 日本では、夏期に湿度が高くなり、気温の低い冬には逆に低くなって乾燥します。日本の環境因子は真夏の高温多湿、これが熱中症の最大原因です。
感覚: 一般的に湿度が70%を超えてくると不快と感じるようになり、80%を超えるとほぼ全員が不快と感じるようになります。 問題はお年寄りで、高齢者ではこの不快と感じる感覚も鈍くなってくるため、湿度が高くなっても不快と感じない人が多くなります。そのため、意識がなくなるまで、熱い部屋の中で過ごしたり、炎天下で仕事をし続けたりして、意識をなくし、救急搬送されることにもなります。
部屋と薄着: 風通しの悪い部屋、閉め切った部屋では気温のみならず、湿度も上がってしまいます。また、厚着や重ね着をしているお年寄りでは、熱がこもってしまい発汗も障害されます。 エアコンがあれば、冷房も除湿も簡単に設定ができますが、ない場合には扇風機などで風を作ることも大切です。
エアコンは嫌いとか、扇風機の風は体に悪いとか、重ね着をしないと風邪をひくからとか、、自分の意見を曲げることができないお年寄りではむつかしいこと間々ありますが、周りからの働きかけがより大切となります。
エアコンは嫌いとか、扇風機の風は体に悪いとか、重ね着をしないと風邪をひくからとか、、自分の意見を曲げることができないお年寄りではむつかしいこと間々ありますが、周りからの働きかけがより大切となります。
温度と湿度の数値は?
何度になれば熱中症になるのか? 最近は天気予報に加え熱中症のリスクを色分けして放送している番組も多くみられます。数値には報告によって差があるようですが、大切なのは、ご自分の体調、着衣環境、日光への照射、風通し、水分補給、などなど、いろいろな要因が、からんで熱中症になることを再確認することです。
何度になれば熱中症になるのか? 最近は天気予報に加え熱中症のリスクを色分けして放送している番組も多くみられます。数値には報告によって差があるようですが、大切なのは、ご自分の体調、着衣環境、日光への照射、風通し、水分補給、などなど、いろいろな要因が、からんで熱中症になることを再確認することです。
どんな症状があったら、熱中症を疑うの?
めまい・立ちくらみ・失神(熱失神):発汗による脱水と末梢血管の拡張によって、脳へ循環する血液量が減少した時に、立ちくらみ、めまいが起こります。症状が強い時には意識を失ってしまいます(失神)。体温は正常であることが多く、発汗が見られます。
筋肉痛・筋肉の硬直(熱痙攣):たくさん汗をかいた後に水分だけを補給すると、ナトリウムなどのミネラルが不足し、下肢筋肉が急に痙攣をおこすことがあります。寝ているときに起きるこむら返りと同様、激痛を伴います。体温は正常であることが多く、発汗が見られます。
頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感(熱疲労):多量に発汗した時、水分や電解質の補給が追いつかず、脱水になると、むかつき、全身倦怠感、頭痛、脱力感など様々な症状が起こってきます。汗をかき、体温は38-39oCに上昇します。
めまい・立ちくらみ・失神(熱失神):発汗による脱水と末梢血管の拡張によって、脳へ循環する血液量が減少した時に、立ちくらみ、めまいが起こります。症状が強い時には意識を失ってしまいます(失神)。体温は正常であることが多く、発汗が見られます。
筋肉痛・筋肉の硬直(熱痙攣):たくさん汗をかいた後に水分だけを補給すると、ナトリウムなどのミネラルが不足し、下肢筋肉が急に痙攣をおこすことがあります。寝ているときに起きるこむら返りと同様、激痛を伴います。体温は正常であることが多く、発汗が見られます。
頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感(熱疲労):多量に発汗した時、水分や電解質の補給が追いつかず、脱水になると、むかつき、全身倦怠感、頭痛、脱力感など様々な症状が起こってきます。汗をかき、体温は38-39oCに上昇します。
対処
熱中症かなと思ったら、まず冷やすこと、そして塩分を含んだ水を多目に摂取してみましょう。スポーツ飲料など、手軽に取れるものが多く販売されています。水分を摂取しても、症状が持続する様であれば、早めに受診してみましょう。
熱中症かなと思ったら、まず冷やすこと、そして塩分を含んだ水を多目に摂取してみましょう。スポーツ飲料など、手軽に取れるものが多く販売されています。水分を摂取しても、症状が持続する様であれば、早めに受診してみましょう。
